GARNET CROWの思い出

思えばこの十年来、ずっと聴いていた。
アルバムごとに思い出があって、音楽が流れると当時の風景を思い出す。
曲は好きだけども、それは少々つらい。


”Crystallize 〜君という光〜”
学部三年の頃。道東で見た夜明け空のオレンジ色がアルバムのイメージと重なって忘れられない。


”I'm waiting 4 you”
学部四年の頃はインターンに通っていて、夜の車窓を眺めながら考え事に耽ってた。


”THE TWILIGHT VALLEY”
院生の頃はよく車で気晴らしに出た。月明かりのない夜の海岸は波の音がとても怖かった。


”LOCKS”
何気ない街角のイメージ。市ヶ谷駅前でお茶を飲んで、靖国通りを歩いて出社。


”STAY 〜夜明けのSoul〜”
週末の朝のイメージ。この頃、週末の朝は近所でお茶を飲みながら勉強してた。


”parallel universe
冬の京都を単身訪れ、高瀬川を眺めながらかつて行き交った船を想像してた。


”メモリーズ”
ソウルを訪れたときから、色褪せた地図にある「教会」は、実は「境界」だと勝手に思ってる。


”Terminus”
三月のイメージ。桜を見たくて週末のニュータウンを歩くと、穏やかな時間の中にも慌ただしさが。
それがずっと苦手だったけれど、明日から四月。私も次のステップに進みたいと思う。