初雪の四十九日と会津観光

 祖父の四十九日のため,北信に帰省.月曜日の仕事を終えて新幹線に乗り,大清水トンネルを越えると雪だった.森宮野原駅からタクシーに乗ると,これが初雪で例年になく早いということだった.翌日は雪の中で四十九日を済ませ,バスで十二峠を越えて石打駅へ.上越線石打駅から只見線越後須原駅まで移動し,民宿へ.おかみさんが親切で感じの良い宿だった.翌日は只見線の始発に乗車し,若松へ.国境を越えるまでは雪景色だったが,会津ではそれなりの紅葉を楽しめた.すれ違う下りはそこそこ乗車があったが,こちらはがらがら,会津坂下でようやくボックスが埋まる.西若松で下車し,鶴ヶ城を見学.会津若松駅から13時過ぎのAizuマウントエクスプレスに乗車し,鬼怒川温泉駅へ.会津鉄道線およびキハ8500は初めての乗車だったが,紅葉の素晴らしさが印象的だった.しかも最前列右側に座り展望を楽しむことができた.途中で団体が乗車してきて立席まで発生したが,塔のへつりでまたがらがらになった.特にこのあたりからの車窓の紅葉が素晴らしく,大変満足.鬼怒川温泉駅スペーシアきぬがわに乗車し,新宿まで乗車.東武線は初めての乗車だったが,うつらうつらしているうちに栗橋から東北線に入る.新宿駅には17時半に到着したが,若松から新宿まで在来線を乗り継いで4時間強の旅は大変贅沢だった.