「正しくない」ことは期待から外れる無数の回答の一つ

 「正しい」,「正しくない」ことについて.これらは,全事象をSとするとAと(S-A)といったように,何かを二分する価値観だ.ところが私は,この二分ということを半々であるとしばしば思い違いをする.「正しい」が一つであるのに対して(AまたはBなどの集合,あるいはA∪Bのような和集合のイメージ),「正しくない」は無数に存在する可能性がある(S-Aなど,その他).そして,「正しい」を決めるのは何か.それは「期待」だと思う.期待に応えるその答えが「正しい」であり,その他は全て「正しくない」に自動的に分類される.
 何が正しくて何が正しくないかは大きな問題だ.自分が正しくないとか正しかったとかという悩みが尽きないが,正しい正しくないは期待によって常に変動し,正しくないとは期待に一致しない回答の一つであるに過ぎない.結局は自分がどうあるべきかということ,つまり「期待」が重要なのだろう.
 何を言いたいのか分からない稚拙な文章ですみません.でも,きっと,人間失格とかそんな概念に抵抗したいのだと思います.