断片集〜メビウスの輪にて
1.自己の確定
私は自分のためなら他人のことはどうでもよいと考えている.
2.私への疑心
私は私が確信してきた物事を疑った.なぜ,どうしてそんな確信を抱くようになったのかが曖昧だ.何時,何処とはもってのほか.もしかするとそんな確信はいつの間にか作り上げた虚構で,あるいは洗脳したかされてしまっただけなのかもしれない.私は,私を疑い出す.でも,私は信じたいものはいつでも信じられる.今は信じるということがブレただけなのかもしれない.
3.自由
ああ,世界は素晴らしい.こんなにも私は醜くて汚れているけど,それでも世界は相変わらず何色にも染まらず,自由なんだ.