ほめ上手,怒られ上手

 Nと電話.自分でしゃべったことをメモ.
・ほめ上手
 ほめることは物事をうまく運ぶ上でとても重要だ.立場上ほめる機会はあまりないので,誰かにほめられたときにそのの方法を学ぶようにしたい.まずはほめられ上手になるということか.根本的にはまずほめられるようなことをしないといけないが.
・怒られ上手
 以前,バイト先で同僚と二人で警備の人に怒られたことがあるが,反省しつつも,とても興味深い体験だった.どちらかというと私の方が悪くなかったと思うが,怒られ方が悪かったことも手伝い,私の方が責められた(気がする).失敗だったと思われる点を書き出してみる.
  1.その場を取り繕おうとしてひたすらへこへこしていた.
  2.「次回から気をつけます」と言ったときに「,日本語がおかしい.『もうしません』だろ」と返された.
  3.お詫びの後に注意していただいたことに対してお礼を言ったところ,ふざけるなと言われた.
  4.関係ないかもしれないが,通行人の邪魔にならないようにしたりと周囲を気にしすぎた.
 一方で,同僚はしっかりしていた.好印象だった点を挙げてみよう.
  A.時々頷きながらハイと言う以外はずっと黙り,神妙と言うより厳しい顔をして聞いていた.
  B.どのように迷惑をかけてしまったかを振り返り,それに対する反省だけを最後に述べた.余計なことは一切言わない.
  C.怒られることと反省のみに集中していた.
 以上を比較してみると,私はその場をやり過ごすことに腐心しているのに対して,同僚は正面から受け止めようとしているように見えることがわかる.また,私は口にする必要がないことを話してしまったり失言が出てしまうなど,しゃべりすぎである.
 また,この場面にも言えることだが,以前に先生から「返事だけ」と言われたことを思い出した.良い返事をしようとして,それが相手の逆鱗に触れるのだ.調子のいいやつだと思われるのだろう.これも,私の言動がその場しのぎにすぎなかったことを示している.
 今回の教訓は,真摯に反省する態度がより相手に誠意を伝えうるのだということか.その場しのぎの態度やしゃべりすぎには本当に気をつけなければならない.これまた先生にも言われたことだが私は怒られるのが下手なので,失敗してしまったときはそれこそ心してその場に臨みたいと思う.