年賀状

 昨日から今日にかけて年賀状を書いた(21枚).今年は久しぶりに元旦にしかも余裕で間に合いそうだ.いくつか思ったことを書いておこう.

・工程
1.宛名職人の住所録に市町村合併がなかったか確認し,住所と下地になる文様を印刷.
2.半紙をはがきサイズに切り,「書心」(日本書学館)平成20年新年号の表紙裏の大貫先生の新年の俳句を書写.
3.はがきに半紙を貼り付け,メッセージを書く.半紙はペンで書いた字でも消しゴムで削って消せるのですばらしい.
 来年はプリンタが使えないだろうし,絵柄入りはがきを買って直接書くしかないな.もっとも,今年は書写で特に失敗がなかったから練習を続けてさえいれば来年は問題ないだろうけれど.

・インクジェットはがき
 普通紙はがきとインクジェットはがきに同じ条件で印刷してみたのだが,インクジェットはがきの発色がきれいすぎて驚いた.去年まで使っていたプリンタの画質が良くなかったこともあり,こんなものかと思っていたが,これはすごい.

・年賀状は贈り物だと思う
 だったかな?今年のキャッチコピー.基本的に贈り物って無駄だと思う.お歳暮,お中元,クリスマス,バレンタイン,お年玉・・・正直,無駄としか思えない.関係を潤滑にすることが主目的ならまだしも,ものを作りそれを消費すること自体が目的化している今日,無駄があふれかえっている.しかし,それはおいておこう.無駄は文化で,文化は生きていく上で不可欠.一年に一回のご挨拶というこの機会がなければ完全に切れてしまう人間関係もたくさんあることも事実.切れるものは切れればよいといってしまえばそれまでだが,そこまで言い切れない弱さが私にこの行事を続けさせる.

・内定先への年賀状
 緊張した.