新幹線の増発と夜行列車の削減

 東海道山陽新幹線は新鋭N700系が300系置き換えのために大量に増備される一方で,利用者が少ない夜行列車は車齢が高い現行の車両を置き換えるような投資ができず,ジリ貧.10月に乗った富士もいずれ廃止されるようだ.地元の長野に帰省するときは夜行急行ちくまをよく利用していた.時間を有効利用できかつ低価格そして空席が多いことが主な理由だったのだが,定期列車がなくなってからは昼行の特急列車に乗るようになった.夜行便としてバスが走っているかを調べてすらいないことは,ひょっとすると夜行であることはたいした理由など無く,好きというだけで夜行列車に乗っていたのかもしれない.私の場合は夜行ではあまり寝付けないことが多くて翌日の仕事に支障が出ることもあったが,そんな理由で就職すればバスも含めて夜行に乗ることはほとんどなくなるのだろう.
 おおさか東線が開業,あまり関係ないが放出(はなてん)駅は難読だ.

JRグループ7社は20日、来年3月15日のダイヤ改定の内容を発表した。東海道・山陽新幹線では東京―広島間の「のぞみ」を1日14本増発し、広島発東京行きを午前6時から午後7時まで毎時3本以上に増やす。新たに西明石午前6時発の東京行き「のぞみ」も運行し、兵庫県内から東京へ午前9時までに着けるようにする。新型車両「N700系」は毎時1本以上に増え、すべての「のぞみ」が新横浜、品川に停車することになる。

 関西と九州を結ぶ寝台特急なは・あかつき」と、東京―大阪間の寝台急行「銀河」は廃止となり、新幹線の初代車両「0系」が来年11月末で完全に引退することも正式に発表された。

 在来線では放出(大阪市)―久宝寺(同)間に「おおさか東線」がダイヤ改定とともに開業する。普通列車1日67往復のほか、奈良から同線を経由して東西線北新地、尼崎に至る「直通快速」を朝夕のラッシュ時に計4往復運転する。奈良―北新地間は最短52分で結ばれる。京都線の島本、神戸線須磨海浜公園山陽線はりま勝原、西川原など新駅12駅もできる。