作業

 小滝に到着すると、自分たちの家も含めて何軒も傾いていた(以下うろ覚え:小滝の集落は十数軒かだが、4〜5軒は半壊以上で避難しているとのこと)。赤紙(「土台ズレ」と記載)が貼られた引き戸を開けて家に入る。すでに叔父が作業を進めていたため、地震直後の様子はわからないが土壁が落ちているなどすごいことに。あとはひたすら物の仕分け。
 家の中は土埃がすごいのでお昼は家の前に農協支給のブルーシート(緑色だったが)を敷いて食べることにした。この家から横倉方面を俯瞰すると素晴らしい眺望なのだが、この日は天気も良く最高である。ただし、スキー場の方を見ると中条川の地滑りらしいものが見え、現実に引き戻される。