図書館戦争シリーズ
メディア良化法の施行により事実上の検閲が行われるようになった日本では、出版前の検閲こそ行われていないものの流通後に通告即書籍狩りが行われ、表現の自由は名目上のものとなっていた。メディア良化法を根拠に取り締まりを行うメディア良化委員会に対抗して、「図書館の自由に関する宣言法」を根拠とする図書隊が設立された。双方はあの手この手で法解釈を拡大し、ついには武力抗争が日常化するに至った。本編は、図書隊のある新人女性隊員が精鋭部隊であるタスクフォースに配属されてから紆余曲折を経てメディア良化法の見直しに至る(記憶曖昧)というものである。
相変わらずまともな感想は書けないが、テンポ良く読めるとても面白い小説だった。言葉狩りなどに対する作者の考えがちりばめられていて考えさせられることも多い。ただしラブコメはどうも苦手で、読み終わってから疲れた。
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