新しい世界へ

 さて,日付的には9月になりました.眠れそうで眠れない晩,虫の声を聞きながら考えたこと.
 今もそうだが,私はつながりだとかそんなものを疎ましがっている.それは自分をこの場所につなぎとめる碇のようなもので,制約がなければ自由だと思っているからだ.でも,究極的にはそんなものは関係なくて,自分を制約するのは自分でしかない.何かをできないのは自分が理由をつけてやらないだけのことで,どう思っても何をするのも自由であることを忘れてはいけない.制約も自分が望んだ結果なのだ.
 私は本当にどうしようもないガキで,とにかく迷い続けている.でも,右往左往しながらも今どこにいるか分からないながらも足掻き考え続けている.だから,全てを受け入れて自由になることができる次の世界があることがだけはわかった.そして,いずれはきっとそこへ行くことができるだろうと思う.かたちにとらわれない新しいかたちを求めて,新しい世界を目指して進む過程が私にとっての人生なのだろう.