藤子・F・不二雄氏の”異色短編集”

亀戸の毘沙門天


 注文していた藤子・F・不二雄氏の”異色短編集”が日曜日の夜に届き、一気に読んだ。

1巻『ミノタウロスの皿』
2巻『気楽に殺ろうよ』
3巻『箱舟はいっぱい』
4巻『パラレル同窓会』

 一度読んだ時点では、人間というシステムの複雑さに気が遠くなり、考えがまとまらない(消化不良で腹の中が落ち着かない感じがする)。一連の断片をつなげることができるのかわからないが、また読みたい作品群だ。なお、唯一声を出して笑えたのは2巻に収録されている「老雄大いに語る」。